本製品は生産終了より5年以上経過しております。
継続利用には故障やセキュリティリスクが伴います。
詳細、機能もアップした後継品へのお買い換えはこちら。
<内容>
RAID崩壊が発生している状態となります。
前面の「FUNC」ボタンを押してブザーを止め、以下の対処をお試しください。
■ 対処1 : システムを再起動する
本製品全面の電源ボタンを押し、電源を落とします。
再度電源をONにし、起動可能かどうかを確認します。
起動に成功した場合、一部データが破損した状態で再びアクセスできる場合
もありますが、データは保証できません。
可能な限りデータのバックアップを取った上で、システム初期化(内蔵HDDの
完全消去含む)も行うことをおすすめします。
※電源の入れ直しを行っても症状が回避しない場合、引き続き以下を確認します。
■ 対処2 : RAIDを強制復帰する
※内蔵ボリューム上に保存されたデータの一部または全ては既に失われています。
RAID強制復帰に成功した場合、一部データが破損した状態で、保存データに
アクセスできる場合もありますが、失敗した場合はデータ復旧に依頼しても
データを回復できなくなる場合があります。
設定画面からRAIDが崩壊したディスク内容を使用して、強制復帰を試みることができます。
手順は、「画面で見るマニュアル」-「RAIDが崩壊したときには」【RAID強制復帰】をご参照ください。
HDL-XR(W)、HDL-XR2U(W)シリーズ
「画面で見るマニュアル」
HDL-XV(W)シリーズ
「画面で見るマニュアル」
■ 対処3 : 保管したミラーディスクから復旧する
※eSATAハードディスクとミラーリングを行い、「ミラーディスクの保管」を行ったことがある場合のみ
有効な方法です。
手順は、上記「画面で見るマニュアル」の[ミラーリング]-[eSATAハードディスクでミラーリングする]の
【ミラーディスクから復旧する】をご参照ください。
■ 対処4 : RAIDを再設定(再フォーマットする)
【注意!!】
内部データは消去されます。
データ復旧をご希望の場合は以下の操作は行わないでください。
本製品のWEB設定画面の[ボリューム操作]-[RAID再設定(再フォーマット]で
RAIDを再設定することができます。
ただし、RAID再設定(フォーマット)では、ユーザー、グループの設定を
始めとする各種設定は引き継ぐことができますが、内蔵ボリュームを再度
作成し直しますので、内蔵ボリューム上の共有フォルダーの設定、及び
共有フォルダー内のデータは失われます。
※なお、RAIDを再設定するには内蔵HDDが4台すべて接続されている必要があります。
故障したHDDがある場合は、HDDの交換を行った上で、RAIDの再設定を行ってください。
手順は、画面で見るマニュアルの[RAIDが崩壊したときには]の【RAID再設定】をご確認ください。
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対処1から3を確認してもデータへアクセスができない場合、データを取り出すにはデータ復旧業者へ依頼する必要がございます。データ復旧は有料サービスとなります。
<参考>
データ復旧サービスについては以下案内をご確認ください。
【データ復旧サービス】