このページでは、【インターネットに接続できない】問題が発生しており、下記の状況になっている場合の対処方法をまとめています。上から順番に内容をご確認ください。
・タイミング:「最初から」または「急に」
・発生する端末:特定の端末のみ
・問題が発生している場所:不明
Wi-Fiマモルの影響を確認する
端末からインターネットを開始しようとした際に下記の表示が出てくる場合は、ルーターの【Wi-Fiマモル機能】の影響によってインターネット接続がブロックされている状態です。
下記のページの内容をご確認ください。(タイトルは機種変更後となっていますが、最初からつながらない場合も確認内容は同じです。)
>参考:【Wi-Fiマモル】スマホを機種変更後、インターネットが繋がらない

上記を確認してもつながらない場合、さらに下記の内容もご確認ください。
●iPhone/iPad(iOS 14以上/iPadOS 14以上)の場合
- 【設定】を開き【Wi-Fi】を一旦OFFにした後、再度ONにします。

- 本製品のSSIDをタップします。

- パスコード入力が求められた場合は、画面の右上【キャンセル】をタップし【インターネットに接続せずに利用】をタップします。
※パスコード入力画面が表示されない場合は④へお進みください。

- 接続済みのSSIDをタップし【プライベートアドレス】のスイッチをオフにします。

- インターネットに繋がるかご確認ください。
SSID(Wi-Fiの名前)が見えていない場合
下記の内容をご参考ください。
>参考:Wi-FiルーターのSSID(電波の名前)が表示されない
SSID(Wi-Fiの名前)は見えているが、Wi-Fiに接続できない場合
- パスワード(暗号キー)の入力ミス
Wi-Fi接続時に入力するパスワードが正しいかご確認ください。
>参考:Wi-Fi接続に必要なパスワード - 端末の位置まで電波が届いていない、不安定
製品の設置場所によっては電波の届きが悪い等が原因で接続できない場合があります。
下記のページを参考に設置場所の見直し等をご検討ください。
>参考:Wi-Fiが頻繁に切れる/遅い/不安定
>参考:Wi-Fiルーターを設置するときのポイント
端末がスマホの場合の確認点
<iOSの確認点>
- プライベートアドレスを無効にする
①OSの[設定]→[Wi-Fi]の順にタップする。
②SSID(Wi-Fiの名前)の右側の(i)をタップし、[プライベートWi-Fiアドレス]のオフにする。

③インターネットに接続できるか確認する。 - プライベートリレーを無効にする
※この設定は、iCloud+のサービスに加入している場合にのみ設定可能です。
①OSの[設定]→[Wi-Fi]の順にタップする。
②画面の上にある名前(AppleID名)をタップする。
③[iCloud]をタップする。
④[プライベートリレー(ベータ版)]をタップする。
※「アップグレード」と表示されている場合は、iCloud+サービスに加入していないため、この設定は不要です。
⑤[プライベートリレー(ベータ版)]をオフにする。
⑥インターネットに接続できるか確認する。 - (iOS端末のみ)ネットワークのリセットを検討する
iOS端末の場合、下記の手順を行うことで改善される場合があります。
<ご注意!>
下記の操作を行うと、過去に接続したWi-Fiの接続情報やVPNの設定情報が削除されます。新たに接続する際にはWi-Fiのパスワードが必要になりますのでご注意ください。
①[設定]→[一般]→[転送またはiPhoneをリセット]→[リセット]の順にタップする。
②[ネットワークのリセット]をタップする。
※端末のパスコードを入力を求められた場合は、パスコードを入力する。
③[ネットワーク設定をリセット]をタップする。
④端末が再起動されます。再起動後に再度Wi-Fi接続を行い、改善されるかを確認する。
⑤インターネットに接続できるか確認する。
<Androidの確認点>
①【Wi-Fi】を一旦OFFにした後、再度ONにします。
※SSIDに【ネットワークにログイン】などのメッセージが出た場合
接続済みのSSIDをタップし、パスコードが求められる画面右上のメニューボタンをタップし【このネットワークをそのまま使用】をタップします。
②SSIDが接続済みとなったところをタップし【詳細設定(プライバシー)】から【ランダムなMACを利用する(デフォルト)】から【デバイスMACを使用する】に変更します。

③インターネットに接続できるか確認する。
【高度な確認】SSID(Wi-Fiの名前)に接続できているが、IPアドレスが取得できない
- IPアドレス設定を確認する
端末のIPアドレスが手動設定(固定設定)になっている場合は、正しく接続できない場合があります。
>参考:端末のIPアドレス設定を確認する - 接続台数を確認する
ルーターの機種によって同時に接続できる端末(スマホやパソコン、ゲーム機など)の台数が異なります。
特に、30台以上の端末を接続した場合、ルーターが配布するIPアドレスが不足して接続できなくなる場合があります。
その場合は、接続台数を減らして接続可能かをお試しください。
※IPアドレスの割り当て台数は出荷時設定で約30台となりますが、推奨同時接続台数は4~36台程度となります。(端末によって異なります。)
【高度な設定】端末のDNSを固定にする
端末のDNS設定を変更することでインターネットに接続できるようになる場合があります。
お使いの端末に応じた手順をご確認ください。
<iOSの場合>
※下記はiOS 15の確認例です。
- OSの【設定】をタップし、【Wi-Fi】の順にタップします。
- 【Wi-Fi】のすぐ下に表示されたSSID(電波の名前)の右側の(i)のアイコンをタップします。
- 【DNSを構成】をタップします。
- 【手動】にチェックを入れ、【サーバを追加】をタップします。
- 文字入力の受付状態になりますので、【8.8.8.8】と入力後、右上の【保存】をタップします。
- 再度【サーバを追加】をタップし、次に【8.8.4.4】と入力後、右上の【保存】をタップします。
インターネットに接続できるかをご確認ください。
※改善されなかった場合は、手順4で変更した【手動】を【自動】に戻しておきます。
<Androidの場合>
※下記はAndroid 11の確認例です。端末により表示される項目や操作方法は異なります。詳しくはAndroid端末メーカーへご確認ください。
- OSの【設定】をタップし、【Wi-Fi】の順にタップします。
- 【Wi-Fiの使用】のすぐ下に表示されたSSID(電波の名前)の右側の歯車アイコンをタップします。
- 【詳細設定】をタップし、画面上の鉛筆アイコンをタップします。【詳細設定】をタップし、【IP設定】を確認します。
- 【DHCP】になっている場合は【静的】に変更します。
- DNS1に入力されている値を削除し、8.8.8.8と入力します。
DNS2に入力されている値を削除し、8.8.4.4と入力します。 - 【保存】ボタンをタップします。インターネットに接続できるかをご確認ください。
※改善されなかった場合は、手順4で変更した【IP設定】を【DHCP】に戻しておきます。
<Windowsの場合>
※下記はWindows 10の確認例です。
- 左下のWindowsアイコンを右クリックし、【設定】をクリックします。
- 【ネットワークとインターネット】→【アダプターのオプションを変更する】の順にクリックします。
- 接続しているアダプター(Wi-Fiなら【Wi-Fi】、有線接続なら【イーサネット】)を右クリック後、【プロパティ】をクリックします。
- 【インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)】をダブルクリックします。
- 【次のDNSサーバーのアドレスを使う】にチェックを入れ、下記の値を入力します。
優先DNSサーバー:8.8.8.8代替DNSサーバー:8.8.4.4
入力後に【OK】をクリックします。 - 残りのウィンドウを全て閉じた後に、インターネットに接続できるかをご確認ください。
※改善されなかった場合は、手順5で変更した【次のDNSサーバーのアドレスを使う】を【DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する】にチェックを戻しておきます。
<macOSの場合>
※下記はmacOS12の確認例です。
- アップルメニュー(左上のリンゴアイコン)をクリックし、【システム環境設定】→【ネットワーク】の順にクリックします。
- 左側の一覧より、接続している方法に準じた名前(Wi-Fiなら【Wi-Fi】、有線接続なら【Ethernet】)を選択し、右下の【詳細】をクリックします。
- 【DNS】タブをクリックします。
- 【DNSサーバ:】の下にある【+】をクリックします。
文字入力の受付状態になりますので、【8.8.8.8】と入力後、キーボードの[return]を押します。 - 再度【+】をクリックし、次は【8.8.4.4】と入力します。
- 【OK】→【適用】の順にクリック後に、インターネットに接続できるかをご確認ください。
※改善されなかった場合は、手順4,5で変更した値を選択後【ー】をクリックして削除しておきます。