【IO NAS Security】ウイルスが検出された際の確認事項
上記ログが表示された場合、ウイルススキャンにてウイルスが検出されています。
次の点をご確認ください。
上記ログの末尾の「共有:%s上のファイル%s」が検出されたファイルの共有フォルダー名とファイル名になります。
LAN DISKのシステムログまたはNarSuSのイベント情報より確認してください。
●共有フォルダー名:disk1
●ファイル名:iodata.exe
LAN DISKの設定画面へアクセスし、「情報・ログ表示」-「システムログ」より確認できます。
NarSuSへログインし、「イベント情報」より確認できます。

「ウイルススキャン設定」画面で設定した、1次動作、2次動作に従って処理します。
| ログ | 動作 | 処理内容 |
|---|---|---|
| ウイルスが駆除されました。 | 駆除 | マクロウイルス※検知したファイルからマクロウイルスだけを取り除きます。 マクロウイルスは駆除されていますので、駆除が完了したファイルは削除されません。 ※マクロウイルス:Microsoft Word や Excel などの「マクロ機能」を悪用してウイルス感染するものです。 |
| ウイルスが隔離されました。 | 隔離 | ウイルス検知したファイルを隔離用の隠し共有フォルダー「ionassec_quarantine」に移動します。 隔離したファイルがあった場所には、“ウイルスが検出されたため隔離されました_(元のファイル名)“という空のファイルを作成します。 「ionassec_quarantine」へアクセスし、隔離されたファイルを確認してください。 |
| ウイルスが削除されました。 | 削除 | ウイルス検知したファイルを削除します。 削除したファイルがあった場所には、“ウイルスが検出されたため削除されました_(元のファイル名)“という空のファイルを作成します。 |
| ウイルスが残っています。 | 放置 | 検出されたファイルが残っています。 該当ファイルを確認してください。 |
隔離したファイルは本製品の隠し共有フォルダー「ionassec_quarantine」にあります。
① エクスプローラーを開く(Windows の場合)
②「\\landisk-xxxxxx\ionassec_quarantine」にアクセスする
※「landisk-xxxxxx」の「xxxxxx」は MAC アドレス下6桁です。
「landisk-xxxxxx」の代わりにIPアドレスを入力することもできます。
③ ネットワーク資格情報を求められたら以下のように入力する
・ユーザー名:admin
・パスワード:管理者パスワード(設定画面ログイン用パスワード)
【ご注意】
「ionassec_quarantine」へ隔離されたファイルは自動で削除されません。
定期的に削除してください。
「ionassec_quarantine」の容量が増加すると、ファイルの隔離ができないことがあります。
ウイルス検出時の詳細なログは以下方法で確認できます。
① 共有フォルダー「LAN DISK Log」にアクセスする
※[LAN DISK Log]には管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin/パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)
②[IO_NAS_Security]を開く
③表示されるログファイルを開いて確認する
本製品にファイルを書き込んだ・編集したクライアント端末にもウイルスファイルが存在する可能性があります。
手順1で確認したファイル名を参考に、ユーザーのクライアント端末も別途ご確認ください。
アクセスログより該当ファイルを保存したクライアント端末のIPアドレスやユーザー情報を確認できます。
アクセスログの確認方法は、各LAN DISKのマニュアルをご確認ください。
| Q&A番号 | 34345 |
|---|---|
| このQ&Aの対象製品 | IO NAS Security LDOP-LS/TL1 LDOP-LS/TL5 |
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