2020年4月8日 20-NR054
ランディスクのクラウドストレージ連携パッケージから、Amazon S3、Microsoft Azureが分離・独立し機能強化されました。また、新たに「ニフクラ」との同期に対応するパッケージを公開しました。連携の対象としてランディスクとクラウドストレージそれぞれのサブフォルダーが指定できるようになり、また、クラウドストレージ上に履歴を保持するバックアップなどのメニューも新たに追加されました。災害などによるデータの消失に備えた法人様のBCP対策として有効です。
■対応シリーズ:
HDL6-Hシリーズ、HDL4-HEXシリーズ、HDL2-Hシリーズ、HDL2-H/TMシリーズ、HDL4-HRシリーズ
HDL4-Xシリーズ、HDL4-X/TMシリーズ、HDL2-Xシリーズ、HDL2-X/TMシリーズ、HDL4-X-Uシリーズ
HDL2-AAWシリーズ、HDL-AAWシリーズ、HDL2-AAシリーズ、HDL-AAシリーズ
※HDL6-HAシリーズ、HDL4-HAEXシリーズ、HDL2-HAシリーズ、HDL4-HA-Uシリーズ、HDL2-AAX(W)シリーズ、HDL-AAX(W)シリーズは近日公開予定です。
■各クラウドストレージ連携パッケージの追加手順こちら >>LAN DISKのパッケージ追加(機能追加)
※本連携パッケージの機能を利用する予定がなく、すでに「クラウドストレージ連携パッケージ」にてAmazon S3またはMicrosoft Azureとの同期をおこなっている場合は、本連携パッケージを追加する必要はございません。「ニフクラ」との同期は新連携パッケージのみ対応となります。
ランディスクとクラウドストレージ間でのデータの「同期」のほか、「データコピー」および「バックアップ」が選べるようになりました。
同期
ランディスクとクラウドストレージにあるデータを同じ状態にします。設定した間隔で双方のデータのタイムスタンプを比較し新しいものに上書きします。同期はランディスクからのアップロードのみ、クラウドからのダウンロードのみ、その両方から選択することができます。
データコピー
「同期」と異なり、スケジュールを設定しランディスクにあるデータをクラウドストレージへコピー、またはその逆ができます。コピー元にあるデータのタイムスタンプが前回コピー時から更新されていた場合に実行します。
バックアップ
スケジュールを設定しランディスクにあるデータをクラウドストレージへバックアップ、またはその逆ができます。データの更新にかかわらずフルバックアップを行い、履歴として過去にバックアップデータを保持します。
※クラウドストレージへバックアップする場合は使用容量にご注意ください。また、サービスのプランによっては、データ量や通信量による課金制の場合があります。履歴数やデータ量には十分ご注意ください。プラン等についてはクラウド運営会社へご確認ください。
それぞれのメニューに実行タイミングの指定のほか、ルート以外のサブフォルダーの指定や除外ファイルの指定など、よりお客様の運用環境に応じた設定が可能となりました。
従来の連携パッケージ | 新しい連携パッケージ | ||
---|---|---|---|
同期 | 間隔指定 | △(ダウンロードのみ) | ○ |
時間指定 | × | × | |
サブフォルダー指定 | × | ○ | |
除外ファイル指定 | × | ○ | |
データコピー | 間隔指定 | × | × |
時間指定 | ○ | ||
サブフォルダー指定 | ○ | ||
除外ファイル指定 | ○ | ||
バックアップ | 間隔指定 | × | × |
時間指定 | ○ | ||
サブフォルダー指定 | ○ | ||
除外ファイル指定 | ○ |
このページの情報は発表時点の内容です。