(写真)左:50型テレビ 右:「LCD-M4K651XDB」
(記事公開日:2019年3月1日)
大画面ディスプレイの魅力は、表示領域が広いことや、迫力ある映像を楽しめることだと思います。しかも4K対応なので臨場感あふれる高精細な美しい映像を表示できます。4K対応の大画面ディスプレイは、以前のI-O DATA MAGAZINE「【43/49/55型サイズ徹底比較】設置場所に悩む4K大画面ディスプレイ」でも取り上げましたが、今回は、さらに大画面の65型ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」をご紹介します。
まず、その大きさは、高さ 約902mm(スタンド含む)、横幅 約1,461mm、奥行き 約264mmあります。圧倒されるサイズ感で、普段見ている50型のテレビも小さく見えます。
(写真)左:50型テレビ 右:「LCD-M4K651XDB」
(写真)娘(身長110cm)と「LCD-M4K651XDB」
(写真)娘より大きい横幅
(写真)43/49/55/65型サイズ比較
「LCD-M4K651XDB」と新4K衛星放送対応チューナー「HVT-4KBC」を組み合わせれば、4K放送ならではの美しい映像で、魅力ある番組を視聴することができます。2020年のスポーツイベントに向けて、今から楽しみです。
(写真)「LCD-M4K651XDB」で新4K衛星放送を楽しむ
(写真)4K衛星放送対応チューナー「HVT-4KBC」
(ご参照)I-O DATA MAGAZINE
新4K衛星放送スタート!はじめての4Kチューナー設置・視聴
新4K衛星放送の視聴や録画のために必要なものは何か?
美しい映像もさることながら、迫力ある音も欠かせないですね。「LCD-M4K651XDB」はスピーカー(10W+10W:ステレオ)を搭載しており、コンテンツに最適な5種類のサウンドモード(フラット、ポップ、ロック、シアター、ホール)がプリセットされています。リモコンで選択するだけで、コンテンツに合わせたより最適な音響を楽しめます。
(写真)「LCD-M4K651XDB」のスピーカー
音は底面のスリットから出ます
デジタルサイネージはどのように活用する?仕組みと主な運用方法を紹介
最近は、いろいろな動画配信サービスを利用して、映画やドラマを大画面で楽しむ方も増えてきています。私はNetflix(ネットフリックス)を利用してますが、大好きなSF映画やドラマを大画面で迫力ある映像を楽しんでいます。HDRで作成されたコンテンツの配信も増えてきており、通常の4K映像より、さらに臨場感のある高品質な映像を楽しめます。「LCD-M4K651XDB」は、HDR10(ハイダイナミックレンジ)信号入力にも対応しているので、HDRコンテンツの魅力を存分に味わうことできます。
※HDRコンテンツ再生時は、今までだと白飛びしてしまいがちな明るい部分や黒つぶれしてしまいがちな暗部の色合いも再現され、広い空間の色表現が可能です。(HDMI1接続時のみ対応)
(写真)「LCD-M4K651XDB」でNetflixを表示
(写真)「LCD-M4K651XDB」でHDR対応の海外ドラマを楽しむ
よく使用する設定項目を簡単にお気に入り登録することができます。お気に入りに登録することで、すぐに設定を変えられます。お気に入りは3種類まで登録できます。
(写真)設定項目をお気に入り登録
デジタルサイネージ(電子看板)は、液晶ディスプレイを使って、お知らせ、案内、広告などを表示するもので、駅や商業施設で良く見かけますね。看板やポスターと違って、デジタル化されたコンテンツを表示できるので、映像や情報を自由に変えられることが 最大のメリットでしょう。大画面であるほど目立ちますし、たくさんの人が同時に見ることもできますので、65型大画面のディスプレイはサイネージ用に最適だと言えます。
このデジタルサイネージは、難しそうに感じる方も少なくないと思いますが、「LCD-M4K651XDB」とCLIP PC(クリップPC)「CLPC-32WE1」を組み合わせれば簡単に始めることができます。「CLPC-32WE1」は手のひらサイズの小型パソコンで、Windows 10 IoT Enterpriseを搭載し、コンパクトながらもハイスペックな仕様です。ディスプレイとはHDMI端子で直接接続して4K出力ができます。
(写真)コンパクトな「CLPC-32WE1」
(図)接続の全体イメージ
(写真)「LCD-M4K651XDB」に作成したメニューを表示(サイネージ活用例)
なお、サイネージ利用には、移動式ディスプレイスタンドや壁掛け用の固定金具を利用する方法があります。用途に合わせ設置することができます。
(写真)左:耐荷重最大50kg移動式ディスプレイスタンド「DA-DS2」
右:収納ユニット標準装備の壁掛け固定金具「DA-WM1」
リモコンでディスプレイ電源のON/OFFを曜日ごとにタイマー設定することができます。デジタルサイネージの活用時などに便利な機能です。
(写真)タイマー機能
社内ネットワークでデジタルサイネージを活用する方法
私の知り合いの会社を訪ねて、65型ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」を設置してみました。知り合いの会社は電気通信工事や避雷針工事をしていて、落雷リアルタイム情報や気象情報はとても重要です。それらの情報を65型ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」で社員のみなさんが見ることができるようにしてみました。さすが65型です。表示が大きく見えます。また、上下左右178°の広視野角ADSパネルも採用しているので、どの位置にいてもとても見やすいです。この大きく見やすい画面をみながら作業指示も出せるので大変便利だと感じました。
(写真)落雷リアルタイム情報や各種気象情報(提供:株式会社フランクリンジャパン様)を表示
(写真)広視野角で可視領域が広いADSパネルを採用。斜めからも見やすい
また、スケジュールを作成し、共有するなど、65型の大画面だからこそ様々な利用方法が考えられますね。
(写真)「LCD-M4K651XDB」に予定を表示
※4K液晶ディスプレイの主要な特長は、I-O DATA MAGAZINE「【43/49/55型サイズ徹底比較】設置場所に悩む4K大画面ディスプレイ」もご参照ください。
「LCD-M4K651XDB」と4K対応USBグラフィックアダプター「USB-4K/DP」を組み合わせれば、簡単に高精細な4K解像度の映像を表示することができます。4K解像度を表示するために高性能なPCが無くても、今お使いのノートPCで利用できます。デジカメやスマホで撮影した高画質な家族の思い出写真も、画質を損なわずにそのまま堪能できます。
(写真)「USB-4K/DP」のパッケージ
(写真)PCと「USB-4K/DP」を接続
(写真)「USB-4K/DP」を「LCD-M4K651XDB」のDisplayPortに接続
(写真)PCの写真を「USB-4K/DP」で変換して大画面に表示
4K解像度は、フルHDの約4倍の高解像度(3840×2160)なので、地図を見たり、項目の多いExcel表を見るときなど、広いエリアを一画面で表示でき、作業効率もUPしますね。
いかがだったでしょうか。今回の65型ディスプレイには、ともかくもその大きさに圧倒されました。また、その映像の美しさもたまりませんでした。新4K衛星放送やHDRコンテンツを大迫力で楽しめ、サイネージとしてもクッキリ映像で、多くの人が一度に見られるでしょう。ご家庭でもオフィスでも、利用用途は色々考えられますよ。
◎関連リンク
4K対応&広視野角ADSパネル採用 65型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」(商品ページ)
4K対応&広視野角ADSパネル採用 65型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K651XDB」(購入ページ)
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