(写真)MacBook AirのTime MachineでポータブルHDDへバックアップ
(記事公開日:2020年12月29日)
みなさんはデータのバックアップを普段どのようにされていますか。ある日突然、パソコンが故障したり、誤って大切なデータを削除してしまうかもしれません。そんなときにでも、バックアップさえしていればデータを復活できるのでとても安心です。
今回、Macに標準で搭載されているバックアップ機能「Time Machine」を使って、外付けポータブルHDD(ハードディスク)にバックアップしてみようと思います。Macユーザーでも意外に使っていない人もいるようなので、この機会にぜひ使ってみてはどうでしょうか。
Time Machineは、Mac OS Xに搭載されているバックアップ機能です。簡単な設定を行うだけで、Macのすべてのファイルを自動でバックアップしてくれます。簡単・安心なので、Macユーザーも、これから初めてMacを購入する人も、必ず設定すると良いでしょう。
(キャプチャー)Time Machineの画面
Time Machineによるバックアップでは次のものが保存されます。
Time Machineで指定しているバックアップ先の外付けHDDがいっぱいになったら、一番古いバックアップデータから削除されていきます。バックアップ用の外付けHDDは常につないでいなくても、外出先から戻ってきてからつないでも、自動でバックアップを開始してくれますから大変便利です。
※バックアップ用の外付けHDDが接続されているときのみバックアップされます。
(キャプチャー)Time Machineの設定画面
大切なデータをミラーリング!RAID対応の外付けHDD「HDS2-UTXシリーズ」
バックアップという言葉を聞くと、「設定が難しそう」「時間がかかりそう」と思われがちですが、Time Machineはとても簡単なので、ぜひ使っていただきたいと思います。
まず、Macに初めてポータブルHDDを接続すると、HDDの利用設定のウィンドウが開きます。[バックアップとして使用]を選択します。
バックアップとして使えるように[消去]を選択します。
ポータブルHDDにパーティションを作成中になります。
空き容量/最大容量を確認することができます。[次回のバックアップ]のカウントダウンが始まります。
すぐに初回のバックアップ作成が始まります。この作業は自動的に進むので、何もする必要はありません。初回のバックアップに時間がかかる場合がありますが、バックアップ中でもMacを普段通りに使えます。2回目以降のバックアップでは、前回のバックアップ後に変更されたファイルだけがバックアップされるので、短時間で終わります。
たったこれだけです。あとは自動で実行してくれますので、バックアップの取り忘れもなく安心です。
Time Machineでバックアップしたファイルを復元するには、上部メニューの「時計」アイコンをクリックして、[Time Machine に入る]を選択します。
Time Machineの画面になるので、右側にある時間軸から復元したい日付と時間を選びます。復元したいファイルを見つけたら、そのファイルを選択して、[復元]ボタンをクリックするだけで簡単に復元できます。
(画面)Time Machineの画面で日時、復元したいファイルを選択するだけ
Time Machineの保存先として使用するI-O DATAのポータブルHDDの商品ラインアップをご紹介します。保存容量やデザインに違いがありますので、皆さまのご利用用途に合わせて検討してください。どちらもMacBookにピッタリの素敵なデザインです。超薄型アルミボディが採用され、美しさと高い剛性を確保しているので持ち運びにも便利です。
(写真)左からHDPX-UTCシリーズ(シルバー・ブラック)/HDPX-UTSCシリーズ(Black×Red・Silver×Green)
HDPX-UTCシリーズ | HDPX-UTSCシリーズ | |||
シルバー | ブラック | Black×Red | Silver×Green | |
容量 | 1TB / 2TB | |||
インターフェイス | USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)/ USB 2.0 | |||
添付ケーブル | USBケーブル(C - Micro-B / 30cm) USB ケーブル(A - Micro-B / 30cm) |
|||
サイズ | 約76(W)× 114(D)× 12(H)mm | 約76(W)× 114(D)× 8.6(H)mm | ||
質量 | 約170g | 約130g |
ポータブルHDDのインターフェイスはUSBになります。USBバスパワー駆動なので、ACアダプターが不要で持ち運びにも便利です。どちらのモデルも、通常のUSB端子(USB A)に加えUSB Type-Cにも対応しており、2種類のケーブルが標準添付されています。
USB Type-Cポート搭載のMacをご利用の場合も、そうでない旧式のMacをご利用の場合も、どちらでも使うことができます。
(写真)新しいMacBook AirとHDPX-UTCシリーズをUSB Type-C接続
(写真)USB Type-Cポートが搭載されていない旧式のMacBook AirとHDPX-UTSCシリーズをUSB A接続
また、いずれのポータブルHDDも、「USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)」に対応しているので高速なバックアップが可能です。
(図)高速USB規格 USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)
外付けHDDはこう選ぶ!用途別のおすすめ商品も紹介
今回ご紹介したTime Machineを使ったバックアップは、簡単&スピーディなので、ビジネスでもご家庭でもご利用いただけ、とても便利です。ぜひ、高速転送ができるポータブルHDDのご購入と合わせてご検討ください。
◎関連リンク
USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)Type-C対応 ポータブルハードディスク「カクうす」
HDPX-UTCシリーズ
(商品ページ)(購入ページ)
USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)/2.0対応ポータブルハードディスク「カクうす」
HDPX-UTSCシリーズ
(商品ページ)(購入ページ)
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