Q&A

Windows 10のPCからネットワークドライブに接続できない場合の確認点

お使いのNASの型番により、対処方法が異なります。
NASの型番をご確認のうえ、下記の該当するグループの内容をご確認ください。


<Aグループ>

HDL-XR,HDL-XR2U

こちらの内容を参考に、本製品のファームウェアバージョンを最新バージョンに更新してください。
ファームウェア更新後も改善されない場合や既に最新バージョンの場合は、こちらのページをご確認ください。

<Bグループ>

HDL6-HA,HDL4-HAEX,HDL2-HA
HDL6-H,HDL4-HEX,HDL2-H
HDL4-XA,HDL2-XA
HDL4-X,HDL2-X
HDL2-AAXW,HDL-AAXW
HDL2-AAX,HDL-AAX
HDL2-AAW,HDL-AAW
HDL2-AA,HDL-AA
HDL2-TA,HDL-TA
HDL4-HA-U,HDL4-XA-U,HDL4-HR,HDL4-X-U

→本ページで紹介している内容は該当しません。こちらのページをご確認ください。

<Cグループ>

上記Aグループ,Bグループ以外のNAS

→以下の確認点を上から順番にご確認ください。



確認点1ネットワークドライブ以外から接続できるかを確認する

発生している問題が、ネットワークドライブからのみ接続できないのか、切り分けを行います。
下記のリンク先のページを確認し、NASへアクセス可能かを確認します。

IPアドレスでアクセスする手順

●確認した結果、IPアドレスでアクセスできた場合

→確認点2へ進んでください。

●確認した結果、IPアドレスでもアクセスできなかった場合

→下記の確認点を上から順番に確認します。(1-A,1-B,1-C全てを実施してください。)


<確認点1-A>
1.キーボードの[Windows]キーと[R]キーを同時に押して[ファイル名を指定して実行]画面を起動します。
2.名前欄に「appwiz.cpl」と入力して[OK]をクリックし、「プログラムと機能」を開きます。
3.左ペインより「Windows 機能の有効化または無効化」をクリックします。
4.[SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート]内の「SMB 1.0/CIFS クライアント」にチェックを入れて[OK]をクリックします。
5.設定変更後、[今すぐ再起動]をクリックします。
6.再起動後に再度「SMB 1.0/CIFS クライアント」にチェックが入っているかご確認ください。
※再起動後、「SMB 1.0/CIFS クライアント」のチェックが外れる場合は、ネットワーク管理者やPCメーカーのサポートへご相談ください。
以上で設定は完了です。

確認点1-Bへ進みます。

<確認点1-B>
1.キーボードの[Windows]キーと[R]キーを同時に押して[ファイル名を指定して実行]画面を起動します。
2.名前欄に「gpedit.msc」と入力して[OK]をクリックし、「グループポリシーの編集」を開きます。
※「gpedit.msc が見つかりません。」と表示された場合は、<確認点1-C>へ進みます。
※グループポリシーエラー「この操作を実行するアクセス許可がありません」と表示される場合は、パソコンのログインアカウントが管理者ではありません。パソコンのアカウントを管理者でログインし直し、再度手順1からお試しください。管理者のログイン情報が不明な場合は、ネットワーク管理者にご相談ください。
3.[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[ネットワーク]→[Lanman ワークステーション]を開きます。
4.[安全でないゲストログオンを有効にする]をダブルクリックします。
5.[有効]を選び、[OK]をクリックします。
6.OSを再起動します。

以上で設定は完了です。
確認点1-Cへ進みます。

<確認点1-C>
【ご注意!】
本手順では、レジストリと呼ばれるWindowsが管理する様々な情報を記録した場所の変更を行います。
誤った内容を削除・変更すると、他のアプリの動作や、Windowsが正しく動作しなくなる場合があります。
設定項目に誤りがないか、十分にご注意の上、操作を行ってください。
操作前には、OSの復元ポイント作成をおすすめします。方法はこちら(Microsoft社のページが開きます。)

1.キーボードの[Windows]キーと[R]キーを同時に押して[ファイル名を指定して実行]を起動します。
2.名前欄に「regedit」と入力し、[OK]をクリックします。


※ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
3.下記の順番に項目名をダブルクリックし、[Parameters]キーを開きます。




4.[Parameters]キーをダブルクリックした後、右側の画面に表示された[AllowInsecureGuestAuth]をダブルクリックし、「DWORD(32ビット)値の編集」を表示します。


<[AllowInsecureGuestAuth]が表示されていない場合>

追加で下記手順を追加で実施してください。
------------------------------------------------------------------------
①右側の画面の何も表示されていない場所で右クリックします。
②[新規]→[DWORD(32ビット)値]をクリックします。
③[新しい値 #1]が作成されるので、名前を[AllowInsecureGuestAuth]に変更します。
④[AllowInsecureGuestAuth]をダブルクリックし、「DWORD(32ビット)値の編集」を表示します。
⑤手順5に進みます。
------------------------------------------------------------------------

5.値のデータを「0」から「1」に変更し、[OK]をクリックします。
※表記は「16進数」のままにしておきます。
※既に「1」になっていた場合は、本FAQによる改善効果は見込めません。
6.残ったウィンドウを×ボタンで全て閉じ、PCを再起動します。

以上で設定は完了です。


確認点2ネットワークドライブを切断し、再割り当てを行う

下記の手順を確認し、ネットワークドライブの再割り当てを行います。
再割り当て後にPCを再起動して、接続に問題がないかも確認しておきます。

1.接続できなくなっているネットワークドライブ上で右クリック後[切断]をクリックします。
2.NASへアクセスし、ネットワークドライブに割当したい共有フォルダー上で右クリック後[ネットワークドライブの割り当て]をクリックします。
3.必要に応じてドライブ文字を変更後、[完了]をクリックします。
4.対象の共有フォルダーの中身が表示されますが、一旦ウィンドウを×で閉じます。
5.PCを再起動します。
6.再起動後に割り当てしたネットワークドライブに接続可能かをご確認ください。

●再起動後にネットワークドライブに接続できた

→再割り当てにより正常になりました。このままご利用ください。

●再起動後にネットワークドライブに接続できない

→確認点3へ進んでください。


確認点3追加でレジストリの設定変更を行う

こちらのページをご確認ください。


Q&A番号 30925
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