(写真)NASに保存した音楽をスマホで聴く
(記事公開日:2021年9月21日)
NAS(ネットワークHDD)や外付けHDD、PC本体に保存した音楽ファイルを、PCで再生して楽しまれている方は多いのではないでしょうか。
今回、I-O DATAのNAS「HDL-TAシリーズ」「HDL2-TAシリーズ」に保存した音楽を、スマホアプリ「CDレコミュージック」を使って聴けるようになりました。
音楽アプリ
「CDレコミュージック」
NAS
「HDL-TAシリーズ」
NAS
「HDL2-TAシリーズ」
「CDレコミュージック」を使えば、NASの音楽はもちろん、スマホ用CDレコーダー「CDレコ」でスマホに取り込んだ音楽や、 iTunesの音楽ファイル 、Androidスマホに保存されている音楽ファイルも、すべての音楽をひとつのアプリで管理できます。
「CDレコ」の詳細はこちら
(写真)CDレコミュージックならスマホですべての音楽が聴ける
写真は、「CDレコミュージック」アプリでアルバム一覧を表示したところです。曲の右側に表示されるアイコンで、曲の状態が分かりやすくなっています。
![]() | 端末およびNASの両方に曲がある状態 |
---|---|
![]() | 端末の中にある曲またはiTunes音楽データ |
![]() | NASと端末が同じルーターに接続されており、NASにのみ曲がある状態(タップするとダウンロードします) |
![]() | NASから端末にダウンロード中 |
![]() | NASをリモート接続しており、NASにのみ曲がある状態 |
![]() | NASにのみ曲があるが、アクセスできない状態 |
アイコンなし (空白) | 端末の中にある曲 |
さらに、あらゆるアナログ音源を録音できるアナログレコーダー「ADレコ」を使えば、レコード、カセット、MDもスマホで再生できます。
「ADレコ」の詳細はこちら
シームレスな音楽ファイルによるプレイリストを作ることができるようになりますし、CDレコミュージックの魅力的な機能である自動再生も楽しめます。
自動再生を使えば、再生中の曲を起点にして、アーティスト/ジャンル/ムード/ジェネレーションから気分にあわせて再生する条件を選択し、途切れることなく音楽を聴き続けることができます。
スマホでNASの音楽を再生できるので、家じゅうどこの部屋に移動しても、途切れることなく再生が可能です。NASにある曲のリモート再生にも対応しているので、外出先からも再生できます。また、スマホへの曲の持ち出しも可能です。
大容量のNASに音楽をためておけば、スマホの容量不足を解決してくれます。容量の心配から解放されることはNASだからこそ生まれるメリットで、とても嬉しいことです。
音楽CDの取り込みも自動でNASにバックアップしてくれます。取り込んだ曲はスマホとNASの間で出し入れが可能なので、家族で音楽をシェアしたりする楽しみも増えます。
これまで使っているNASなどから音楽ファイルを引っ越し(コピー)して、CDレコミュージックアプリと連携します。すでに「HDL-TAシリーズ」「HDL2-TAシリーズ」をご利用の方は、連携機能を有効にするだけです。
まず、CDレコミュージックアプリで聴けるようにするために、NASの準備をします。3つのポイントに分けてご紹介します。
※HDL-TAのファームウェアVer.1.08以上が必要です。
※CDレコミュージックアプリVer1.4.0以上が必要です。
「HDL-TAシリーズ」をWi-Fiルーターと接続、セットアップして、スマホでNASが使えるようにします。
(ご参照)セットアップ方法(管理者パスワードの設定)について
(写真)左:Wi-Fiルーター 右:HDL-TAシリーズ
HDL-TAのファームウェアをVer.1.08にアップデートすることにより、CDレコミュージックアプリとの連携が可能になります。PC用NASのかんたんアクセスアプリ「LAN DISK CONNECT」を使います。
あらかじめ、最新ファームウェアVer.1.08を下記からダウンロードします。
▼HDL2-TAシリーズ ▼HDL-TAシリーズ
LAN DISK CONNECTで設定画面を開きます。
[管理者ログインに切替]をクリックします。
「HDL-TAシリーズ」のセットアップの際、設定した管理者パスワードを入力し[ログイン]をクリックします。
管理画面が表示されるので、[システム]-[ファームウェア]をクリックします。
あらかじめダウンロードしたファームウェアVer.1.08「update_ta_1.08.tgz」を選択し、[ファームウェアをアップデートする]をクリックします。
アップデートが始まり、NAS本体が再起動しますので、一旦ブラウザーを閉じます。
NASが起動後、再度管理画面にアクセスします。ファームウェアのバージョンが1.08にアップデートされたことが確認できます。
メニューに[CDレコミュージック連携設定]が新しく追加されました。[CDレコミュージック連携機能]が[有効]、[アクセス許可フォルダー]が[disk1]になっていることを確認します。
使っていたNASに保存している音楽ファイルを、HDL-TAシリーズにコピーします。共有フォルダー[disk1]配下であれば、そのままコピーするだけでOKです。
【ご注意】「cdreco_music」フォルダーは、スマホ用CDレコーダー「CDレコ」を使ってCDレコミュージックアプリで取り込んだ音楽が保存されますので、ここにはコピーしないでください。
NAS「HDL-TAシリーズ」内の音楽ファイルを利用できるように、「CDレコミュージック」アプリで設定します。
① アプリ「CDレコミュージック」をスマホにインストールします。すでにご利用の方は、Ver1.4.0以上にします。
② 「CDレコミュージック」を起動後、[その他]タブを開き、[設定]アイコンをタップします。
③ [NAS登録]をタップします。
④ [NASを登録]をタップします。
⑤ NASを自動で検索し[HDL-TA1]が表示されます。これをタップします。
⑥ 各設定項目をオンにして、[登録]をタップします。
リモートリンク接続を利用する | Remote Link3によるリモート接続を有効にします。(初期値:無効) スマホをWi-Fiにつないでいるとき、NASに音楽データを自動保存したりNAS上の音楽データを再生したりすることができます。 外出先からもNAS上の音楽を再生する場合は、有効にしてください。 |
NAS内の音楽データも利用する | パソコンなどでNASに保存した音楽データを、本アプリで再生することができます。(初期値:無効) ※ 対応NASを本アプリに登録している場合にのみご利用いただけます。 ※ NASの設定画面にて[CDレコミュージック連携]を[有効]にしておいてください。 |
モバイルネットワークを利用する | モバイル回線を利用して、NAS上にある音楽データを再生することができます。(初期値:無効) 外出先からもNAS上の音楽を再生する場合は、有効にしてください。 |
⑦ [登録完了]が表示されるので、[OK]をタップします。
⑧ [確認]が表示されるので、[OK]をタップします。
⑨ 以上でNASの登録は完了です。HDL-TAシリーズにコピーした音楽ファイルが、CDレコミュージックアプリ上に表示されるようになります。すでにCDレコミュージックアプリをご利用の場合、取り込んだ音楽ファイルはHDL-TAシリーズに自動転送されるようになります。
※スマホがHDL-TAシリーズと同じWi-Fiルーターに接続しているときに自動転送されます。
(写真)NASに保存した音楽をスマホで聴く
「CDレコ」は、PCを使わず簡単にお気に入りの音楽CDをスマホに入れることができるCDレコーダーです。スマホとつないで、CDレコミュージックアプリをタップするだけ。NASへの取り込みも再生も、すべてスマホだけでできるようになり、とても便利に使えます。
NAS「HDL-TAシリーズ」「HDL2-TAシリーズ」、CDレコミュージックアプリ、CDレコ、この3つが揃えば、音楽ファイルの管理がとても楽になりますよ。
◎関連リンク
「ためる」と「聴く」をひとつの音楽アプリで。
「CDレコミュージック」
◎ネットワーク接続HDD(NAS)
1ドライブモデル「HDL-TAシリーズ」
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2ドライブモデル「HDL2-TAシリーズ」
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◎スマートフォン用CDレコーダー
ワイヤレス接続タイプ「CDレコ5(CD-5Wシリーズ)」
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ケーブル接続タイプ「CDレコ(CDRI-LU24IXA)」
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