LTV-Signは、当社タイムスタンプ専用端末に電子署名機能を追加し、長期にわたるデジタル文書の真正性を証明するソフトウェアオプションです。
デジタル文書に本オプションを使用し電子署名を付与することで、法令で保存が義務付けられている文書類を紙から電子データに替えて保存することが可能です。
なお、本オプションは、日本医師会ORCA管理機構の監修のもと開発を行い、医療文書交換サービス「MEDPost」に採用されています。
電子署名とは、デジタル文書に電子的な署名を付与することで、署名者が内容の真正性を保証する技術です。タイムスタンプと組み合わせて使用することで、「長期署名」として署名の有効性を長期にわたり保つことが可能となります。
記名押印が必要な紙書類の電子化のほか、社内文書のコンプライアンス対策、Webサイトで公開するIR情報などの電子公告といった、偽造や改ざんが心配される電子データの真正性証明に有効です。
本商品は、当社タイムスタンプ専用端末「APX-TSFI/5P 」に電子署名機能を追加するオプションおよびそのライセンスセットです。タイムスタンプと電子署名を併せて付与することで、長期にわたりデータの真正性を証明する「長期署名」としてご利用いただけます。
※1 推奨50組(最大99組)まで設定可能。
※ペア数が多い場合は、押印処理に時間がかかる場合がございます。
※一度に処理するファイル数やフォルダの数が多い場合は、50組までのご利用を推奨いたします。
本商品は、電子署名の安全な運用のため、秘密分散化技術「電子割符」を使用し署名用の証明書を本体とUSBメモリーに分割して保存することができます。万が一、盗難の被害にあった場合も本体とUSBメモリーの両方がそろわなければ電子署名を利用できないため、不正な利用を防ぐことができます。
※別途USBメモリーが必要です。
医療関係書類、建築における設計図書といった法定保存文書は、紙書類で保管する場合、保管スペースの確保だけでなく、情報の検索ややり取りに大きな作業コストがかかってしまいます。
本商品を使用し紙文書を電子化することで、空いたスペースを有効活用でき、時間がかかっていた作業も瞬時に終わらせられるため、業務効率の向上につながります。
本商品は、日本医師会ORCA管理機構の監修のもと開発を行い、患者の個人情報を守り、安全に医療情報を送受することを目的として同社がサービス提供している文書交換サービス「MEDPost(メドポスト)」との連携を実現しました。
この連携によって、医療文書の改ざん防止のため、紹介状等などの書類をスキャナーで読み取った際に作業責任者(実施者または管理者)が電子署名法に適合した電子署名とタイムスタンプの付与を遅延なく行い、責任を明確にすることが可能になります。
電子署名セミナー参加レポート
電子カルテ導入の次は紙文書の電子化へ
アイ・オー・データ機器の商品は、ご自宅での利用など個人の方だけでなく、法人企業や教育機関での利用も広がって... 続きを読む