地デジ視聴のためのパソコンのスペック

パソコンで地デジを楽しむには、地デジチューナー(地デジキャプチャー)が搭載されているだけでなく、「CPU」や「メモリー」が一定以上のスペックを満たしている必要があります。さらに、地デジを本来の高画質で楽しむには「液晶ディスプレイ」と「グラフィック」が著作権保護技術「HDCP」に対応している必要があります。

ここでは、IODATAの地デジチューナー(地デジキャプチャー)を搭載するにあたり、必要な「CPU」や「メモリー」、著作権保護技術「HDCP」に関する注意点についてご紹介します。

搭載する地デジチューナー(地デジキャプチャー)によって、必要となるパソコンのスペックは異なります。お使いの環境に必要なスペックについては、各キャプチャー製品の仕様ページと、パソコン本体の仕様情報をご確認ください。

動作スペックの例（GV-MVP/XSの場合）

対応CPU	ノートパソコン	Intel	Core i3 330M（2.13GHz）以上 Core 2 Duo P8400（2.26GHz）以上 <Netbook SDモード利用時> Atom N270（1.6GHz）以上 Celeron SU2300（1.2GHz）以上
		AMD	<Netbook SDモード利用時> thlon Neo X2 L335（1.6GHz）以上
	デスクトップ パソコン	Intel	Pentium Dual-Core E2180（2.0GHz）以上 Core 2 Duo E4400（2.0GHz）以上 Core i3 530（2.93GHz）以上 <Netbook SDモード利用時> Celeron Dual-Core E1200（1.6GHz）以上
		AMD	Athlon II X2 235e（2.7GHZ）以上
メモリー	Windows 7／ Windows Vista	1GB以上（推奨 2GB以上）
	Windows XP	512MB以上（推奨 1GB以上）
対応グラフィック	ノートパソコン	Intel GM45以上 NVIDIA GeForce 8400GS以上 VRAM：128MB以上（推奨　256MB以上） Netbook SDモード利用時 Intel GM945以上 VRAM：128MB以上
	デスクトップ パソコン	チップセット内蔵 （COPP対応が必要）	Intel G33以上 AMD 780G以上 VRAM：128MB以上（推奨　256MB以上）
		グラフィックボード （COPP&DXVA対応が必要）	PCI Express x16スロットに接続した下記の要件を満たすグラフィックボード ・AMD Radeon HD2600以上 （Windows 7／Windows Vista） ・AMD Radeon HD4870以上 （Windows XP） ・NVIDIA Geforce 8400以上 VRAM：128MB以上　（推奨　256MB以上）
	備考	※ご利用時には必ずグラフィックドライバを最新の状態にしてご使用ください。 ●デジタル（DVI・HDMI）から出力する場合、以下の環境が必要となります。 ・HDCPに対応したDVIもしくはHDMIコネクタ　・HDCP対応のディスプレイ HDCP機能を利用することによりハイビジョン解像度で出力されます。（※） ※HDCPに非対応の環境においてはデジタル接続時に本製品の映像は表示されません。 ●アナログRGB から出力する場合 52万画素以下の解像度で出力されます。

地上デジタル放送を楽しむためには、アナログ放送と違って、パソコンが「著作権保護機能」に対応している必要があります。
ここで確認するのが、「液晶ディスプレイ」と「グラフィック」です。これらが、著作権保護技術「HDCP」に対応していないと、地デジを高画質で楽しむことができません。

地デジ映像の画面出力対応表

			ディスプレイ仕様
			デスクトップパソコン			ノートパソコン
			デジタル接続		アナログ接続	液晶一体型 パソコン
			HDCP対応	HDCP非対応
グラフィック 仕様	HDCP対応	COPP対応	○	×	△	○
		COPP非対応	×	×	×	×
	HDCP非対応	COPP対応	×	×	△	○
		COPP非対応	×	×	×	×

○：使用できます／△：52万画素以下の解像度で出力されます（SD画質、DVD相当）／×：使用できません