PCのHDD・SSDをフォーマットする手順!うまくいかないときの対処法も

(記事公開日:2024年6月5日)

PCのHDD・SSDをフォーマットする手順!うまくいかないときの対処法も

#ストレージ #フォーマット 3.5インチHDDと2.5インチHDD

これまで使っていたHDDを別のPCで使用するときや交換に伴って古いHDDを処分するときは、フォーマットが必要です。しかし、どのような手順でフォーマットすればよいか分からず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、HDDをフォーマットする方法や手順、エラーが発生したときの対処法を紹介します。フォーマットが必要なときに迷わず作業できるように、この機会にチェックしましょう。本記事で紹介するフォーマット方法は、SSDにも適用できます。

HDD・SSDのフォーマットが必要なときとは?

HDDのヘッダー部分とディスク部分

フォーマットとは「初期化」を意味する言葉です。HDDやSSDのフォーマットは、デバイスに接続したときに認識できる状態にすることを指します。HDD・SSDのフォーマットが必要な代表的なシーンは以下のとおりです。

  • 購入した新品のHDD・SSDをデバイスに接続するとき
  • これまで使っていたHDD・SSDを別のデバイスで使用するとき
  • 何らかの不具合で認識しなくなったHDD・SSDを再び認識する状態に戻すとき

フォーマットが完了すると、接続したデバイスで内部にアクセスし、データを保存したり読み出したりできるようになります。

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HDD・SSDをフォーマットする方法と手順(Windows PC)

PCにUSB接続した外付けHDDに手を添える様子

PCに接続したHDD・SSDをフォーマットする方法はいくつかあります。以下では、Windows 11搭載PCを使用してフォーマットする方法を3つ見てみましょう。

フォーマットするディスク・ドライブによっては使える方法が限られるため、状況に応じて使い分けられるように覚えておくことをおすすめします。

「ディスクの管理」でフォーマット

新しく接続した未フォーマット状態のHDD・SSDを使えるようにするときや、システムドライブ以外のドライブをフォーマットするときは、「ディスクの管理」からフォーマットすることをおすすめします。具体的な手順は以下のとおりです。

1.Windows+Xキーを押してアドバンスドメニューを開く
2.「ディスクの管理」をクリックする
3.フォーマットしたいドライブを右クリックする
4.表示されるメニューから「フォーマット」を選択する
5.「ボリュームラベル」「ファイルシステム」「アロケーションユニットサイズ」を選択してOKをクリックする
6.フォーマットが完了するまで待つ

新品のHDD・SSDをフォーマットするときは、手順4で「新しいシンプルボリューム」を選択します。その後、表示されるウィザードにしたがって作業を進めれば、フォーマット作業は完了です。

「コマンドプロンプト」でフォーマット

何らかのトラブルで「ディスクの管理」を使えないときは、Windowsターミナルからフォーマットできます。Windowsターミナルを使用する手順は以下のとおりです。

1.Windows+Xキーを押してアドバンスドメニューを開く
2.「ターミナル(管理者)」をクリックして起動する
3.「diskpart」コマンドを実行する
4.「list disk」コマンドを実行する
5.表示されるリストからフォーマットしたいディスクの番号を確認する
6.「select disk 番号」を入力する(番号は手順5で確認したものを入力)
7.「clean all」コマンドを実行する
8.処理が完了するまで待つ

「clean all」コマンドを実行してから処理が完了するまでにはある程度の時間がかかるため、電源を切らずに待ちましょう。

インストールメディアでフォーマット

Windowsをリインストールするといった理由で、システムドライブをフォーマットするときはインストールメディアを使用しましょう。事前にインストールメディアを用意し、以下の手順で作業を進めます。

1.PCの電源を切り、インストールメディアをUSBポートに接続する
2.BIOSから起動デバイスの順位を変更するか、ブートメニューを使用してインストールメディアから起動する
3.ウィザードにしたがってWindowsのインストール作業を進める
4.インストール先を選ぶページが表示されたら、フォーマットしたいドライブを選択する
5.下部のメニューから「フォーマット」を選択する
6.Windowsをインストールする場合、そのままウィザードにしたがって作業を進める

インストールメディアを使用する場合、フォーマットするのはディスク単位ではなくドライブ単位です。1つのディスクをいくつかのパーティションに分けて使用している場合は、フォーマットするドライブの選択を間違えないようにしましょう。

HDD・SSDのフォーマット形式「ファイルシステム」とは

記憶メディアに保存したさまざまなデータを扱うシステムを総称して、ファイルシステムと呼びます。

OSによって扱えるファイルシステムが異なるため、フォーマットするときは使用するOSに応じて適したファイルシステムを選択しましょう。代表的なPC用OSと扱えるファイルシステムは以下のとおりです。

  • NTFS(Windows対応):データ保護性能に優れている
  • APFS(macOS対応):読み書きの高速化とディスク暗号化のネイティブ対応を実現している
  • ext4(Linux対応):サイズが大きいファイルを扱え、ナノ秒単位のタイムスタンプに対応している
  • exFAT(Windows・macOS両対応):汎用性が高い

上記以外にも、さまざまなファイルシステムがあります。OSのバージョンによって対応するファイルシステムが異なるケースもあるため、自分が使っているOSの対応状況を確認してから選びましょう。

なぜかHDD・SSDをフォーマットできないときの対処法

積み重ねた複数のHDD

いざHDDやSSDをフォーマットしようとすると、認識しなかったりエラーが発生したりして作業が進まないときがあります。落ち着いて対処することでフォーマットできるようになるケースも多いため、まずはそれぞれの対処法を順番に試してみましょう。

ここでは、何らかの不具合が発生したときのトラブルシューティング方法を紹介します。

ケーブルを交換・挿し直してみる

PCが接続しているHDD・SSDを認識しないのであれば、ケーブルを交換してみましょう。

内蔵したHDDや2.5インチSSDの場合、SATAケーブルを交換します。同時に電源ケーブルがきちんと挿し込まれているか確認しましょう。M.2 SSDは、一度スロットから外して再度挿し直します。

外付けSSDが認識しないときは、USBケーブルを交換しましょう。ケーブル類の交換が完了したら、PCを起動して正常に認識するか確認します。

違うOSのPCに接続してみる

外付けHDD・SSDが認識しない場合、違うOSを搭載したPCに接続してみるのがおすすめです。OSによって扱えるファイルシステムが異なるため、違うOSのPCに接続すると正常にアクセスできる場合があります。

違うOSを搭載したPCでHDD・SSDを認識できた場合、そのまま認識したPCでフォーマット作業を進めるとスムーズです。OS違いのPCでも認識しないときは、別の対処法を試します。

フォーマット用のソフトウェアを使用する

原因不明のエラーでフォーマットできないときや簡単にフォーマットしたいときは、専用のソフトウェアを使用するのもひとつの方法です。フリーソフト・有料ソフトを含めてフォーマット用のソフトウェアがいくつもあります。

基本的な機能や対応しているOSの種類を確認し、使いやすそうなものや信頼できる提供元のものを使用するとよいでしょう。

HDD・SSDのフォーマット時はセキュリティに注意!

ストレージを処分する目的でフォーマットするなら、内部のデータの扱いに注意する必要があります。フォーマットが完了したHDD・SSDに保存していたデータは表示されないため消えたように思えますが、実際には見えなくなっているだけです。

データを削除したと思ってそのまま処分すると、悪意のある第三者によって復元され、データ流出につながるおそれがあります。

多くの企業がデータ復旧サービスを提供しており、間違えてフォーマットしたHDD・SSDを対象にしていることからもデータを削除できないことが分かるでしょう。フォーマット後に処分する場合、確実にデータを削除する作業が欠かせません。

データを安全にフォーマットするならアイ・オー・データの「DiskRefresher5」

HDDのデータを削除するイメージ

HDD・SSDをフォーマットして安全に再使用するには、内部のデータを削除してから別のデバイスに搭載する必要があります。処分する際もデータの確実な削除は欠かせません。

データの削除が不十分な状態で別のデバイスに搭載すると、情報漏えいにつながりかねないため、注意が必要です。

確実にデータを削除したいなら、アイ・オー・データが提供する専用ソフトウェア「DiskRefresher5」をご活用ください。ここでは、DiskRefresher5の特徴を紹介します。

さまざまなインターフェイス・ストレージに対応

HDD・SSDに限らず、さまざまなストレージのデータを削除できるのがDiskRefresher5の特徴です。たとえば、USBメモリーやSDカードといった外付けストレージにも使用できます。

利便性を高める機能も搭載

利便性や安全性を高める機能として、履歴を管理する機能やデータを確実に削除したことを検証する機能を搭載しています。機密情報を保存していたストレージのデータを削除するときなど、より高いセキュリティが求められる場合に役立つでしょう。

対応している削除方式も9種類と多く、求めるセキュリティレベルに応じて適したものを選べます。

ビジネス用途で機能が充実したデータ削除ソフトウェアが必要な方も、ぜひDiskRefresher5をご検討ください。なお、消去方式や機能が一部限定されますが、無料版のDiskRefresher4 SEもあります。

ファイル単位の抹消も可能

ストレージやドライブ全体のデータをまとめて削除するだけでなく、特定のファイルをピンポイントで削除する際にも活用できます。

一時的に保存した機密情報を削除するなど、一部のデータを復元できないようにしたい場合にもおすすめです。内蔵ストレージ・外付けストレージの双方に対応しています。

アイ・オー・データ製以外のHDD・SSDに保存しているデータにも利用可能です。機密情報を完全削除する目的で幅広く使用できるため、ぜひご活用ください。

D-REF5

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まとめ

PCにSATAケーブルで接続したHDDを持つ手

新しいHDD・SSDを購入したときや今まで使っていたものを別のデバイスに移すときなど、フォーマットが必要なタイミングはさまざまです。機密情報の流出を防ぐには、内部のデータを確実に消去してから別のデバイスに移す必要があります。

機密情報を確実に削除したいなら、アイ・オー・データが提供するDiskRefresher5をご活用ください。消去証明書の発行といったビジネスで役立つ機能も搭載しています。「まずは無料で使ってみたい!」という方は、データ抹消アプリのDiskRefresher4 SEをお試しください。

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