HDL4-Z22SI3Aシリーズは、第8世代インテル Core i3 プロセッサーと8GB ECCメモリーを搭載した、法人・企業向けのファイルサーバーです。10GbEの高速ネットワークに対応し、大容量化が進むオフィスの業務効率向上に貢献します。
OSにはWindows Server IoT 2022 for Storage Standardを採用し、高度な管理が必要なIT環境でのご利用に最適です。
※表記の容量は、装置容量です。使用するRAIDモードによって、利用可能な容量は異なります。詳しくは、本ページ下部の特長をご覧ください。
ホワイトペーパーを公開中
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバーを公開しています。
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(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
型番 | JANコード | 仕様 | 価格 | 保守 | サポート/取説 | 備考 |
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HDL4-Z22SI3A08 | 4957180156712 | 8TB ![]() |
オープン価格 |
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HDL4-Z22SI3A16 | 4957180156729 | 16TB ![]() |
オープン価格 |
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CPUに第8世代インテル Core i3 プロセッサー(3.10GHz Quad Core)を採用。企業で利用されることの多いバックアップやウイルス対策ソフトをインストールした場合も高い処理性能で快適にご使用できます。
ECC(Error Check and Correct)メモリーとは、メモリー上で起こったエラーを検出し訂正する機能をもったメモリーです。データの破損などによるシステムエラーを回避し、常時稼働するファイルサーバーの安定動作に貢献します。
チップセットには、汎用サーバーでも採用されるインテルC246を採用することで、ファイルサーバーに求められる常時稼働における安定動作とファイル転送速度向上の両立を目指しました。
10GbE対応のLANポートを標準搭載し、高速なデータ転送をLANカードの追加増設なくご利用いただけます(※)。NASへのアクセスが高速化することで、大容量化が進むオフィスのデータもストレスなく閲覧・編集できるため、業務効率の向上につながります。
また、マルチギガビット(5GbE、2.5GbE)にも対応。多くの企業で採用されている既設のLANケーブル(カテゴリー6またはカテゴリー5e)でも、対応するスイッチに変えるだけで高速化を実現できます。
■ 10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX … 1ポート
■ 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T … 2ポート
※ 10GbEの通信には、10GbE対応スイッチと、添付のLANケーブル(カテゴリー6a)、または当社製10GbE対応LANケーブルをご利用ください。
※ 5GbE/2.5GbEの通信には、5GbE/2.5GbE対応スイッチと、添付のLANケーブル(カテゴリー6a)、または5GbEはカテゴリー6以上、2.5GbEはカテゴリー5e以上のLANケーブルをご利用ください。
いずれかのLANポートに異常が発生した場合は、残ったLANポートで運用を継続。サービスを停止することなくご利用いただけます。
▼NICチーミングを解説したホワイトペーパーこちら(OSが異なりますが参考情報となります)
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 1.インフラ編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
2つの1GbEと1つの10GbE用LANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワークの間で共有利用することが可能です。
4台のドライブを搭載し、RAID 5(出荷時設定)およびRAID 0(ストライピング)を構成可能です。RAID 5を構成時には、4台のうち1台が故障した場合にも、ドライブを交換することでデータを損失することなく復旧が可能です。また、ファイルサーバーを停止することなくドライブの交換ができるホットスワップ機能にも対応しています。
RAID 0 | RAID 5 (出荷時設定) |
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利用可能な容量 | HDL4-Z22SI3A08 | 8TB | 6TB |
HDL4-Z22SI3A16 | 16TB | 12TB |
万が一の事態にもシステムの安全な運用が可能なよう、ドライブのOS領域とデータ保存領域が別々のパーティションに分かれています。また、OS領域についてはデータ領域のRAID設定にかかわらずRAID 1が設定され、冗長性が確保されています。
※OS領域は約100GBとなります。
※RAIDモード時はOS領域とデータ保存領域以外のパーティションを作成することはできません。
「Windows Server IoT 2022 for Storage」は、Windows Server 2022をベースとしたファイルサーバー専用のOSです。法人向けNAS筐体にプリインストールされ、Windows Server 2022のファイルサーバーを構築する場合と同等の環境をご提供します。
(1)1,000人を超える大規模なActive Directoryでも運用できる
Active Directory環境の場合、登録されているユーザー情報を利用してファイル・フォルダーへのアクセス権限を設定可能。ユーザー情報を新たに設定する必要がなく、更新・管理の工数が少なくできるほか、複数台を導入した際も同じユーザー情報を各々に登録する必要がありません。
Active Directory連携の詳細はこちら
(2)CALが不要だから低コスト!
本商品は、本体価格にWindows Server IoT 2022 for StorageのOSライセンス費用が含まれており、利用の際に追加のCAL(Client Access License)が不要なため、低コストで導入が可能です。また、クライアント数を増やす場合も追加費用が掛かりません。
※ Active Directory環境下では、Active Directoryサーバーに接続するためのCALの購入が必要です。
(3)必要なソフトウェアをインストール可能
各種バックアップやウイルス対策ソフトをインストールしてご利用いただけます。
対応ソフトウェアはこちらを参照ください。
ランディスク対応ソフトウェア一覧
データ重複除去機能により、データ使用容量を削減できます。ブロック単位で比較して重複除去し、定型フォーマットを使った類似データなどにとくに効果を発揮します。
圧縮効率は従来のZIPファイル圧縮やNTFS圧縮よりも高く、50%(一般のファイルサーバー用途)~90%以上(仮想マシンの仮想ハードディスクライブラリなど)のディスク領域を節約し(※)、コストを抑制できます。
※マイクロソフト社の資料から抜粋
▼データ重複除去を解説したホワイトペーパーはこちら
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 1.インフラ編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
Standard Editionは、一定期間中にNASへアクセスできるユーザー数が無制限であるため、小~中規模オフィスでのご利用はもちろん、大規模オフィスでのバックアップや部門サーバーとしても活用いただけます。
※ ユーザー利用制限数
マイクロソフトが規定しているユーザー数制限。エディションにより一定期間中にアクセスできるユーザー数の上限が定められており、Workgroup Editionでは50名、Standard Editionは無制限となっています。
リレーNASとは本商品を2台(プライマリー/セカンダリー)用意し、プライマリーが故障した場合はセカンダリーを昇格させることで、ダウンタイムを最小限に抑えるバックアップ構成です。データはもちろん設定情報も同期するため、ユーザーに与える影響だけでなく、復旧にかかわる工数も大幅に減らすことが可能です。
情報の同期には、LAN DISK Zの同期ソフト「クローン for Windows」を使用します。
バックアップやNASの買い替え時に便利なLAN DISK Zのバックアップソフト「クローン for Windows」を無償でご利用いただけます。「クローン for Windows」をご利用いただくことにより、スケジュールでの同期が可能となります。さらにMicrosoft Azureなどのクラウドストレージへのバックアップにも対応しており、災害対策としてもご活用いただけます。
<クローン for Windowsの特長>
■設定情報やユーザー情報もバックアップでき、故障時もすぐに復旧できる。
■サポート終了対策!EOSを迎えたWindows Server OSを搭載したサーバーからのデータ移行にも最適。
■クラウドストレージサービスへのバックアップ対応で災害対策もできる。
「クローン for Windows」の詳細およびダウンロード方法はこちら
Windows Server IoT 2022 for Storageの標準機能である“Windows Serverバックアップ”で、毎日の本体のバックアップを自動で行うことが可能です。また、バックアップ用HDDはBitLockerによりデータを暗号化することで、盗難等による情報漏えいを防ぐことができます。
※Windows Serverバックアップは16TB以上の容量に対応していません。
※NASをバックアップ先とする場合、当社のLAN DISK Zシリーズ、およびLAN DISK H、Xシリーズのみご利用可能です。
※ネットワーク上の共有フォルダーにバックアップを作成する場合は、毎回上書きフルバックアップとなります。
Microsoft Azureを利用してファイルやフォルダーをバックアップすることができます。そのため、クラウドストレージを利用した災害対策としてもご利用いただけます。
※この機能を利用するには、事前にMicrosoft Azureとの契約が必要です。
※Microsoft Azureに関する詳細はMicrosoft Azureのホームページをご覧ください。
▼Azure Backupを解説したホワイトペーパーはこちら
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 4.ハイブリッドクラウド編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
Windows Server IoT 2022 for Storageは、Windowsサーバー環境と連携することで様々な機能を利用することが可能です。
ハードディスクなどの記憶装置の接続で利用されるSCSIコマンドを、ネットワーク上で受け渡しができるようになるiSCSIターゲット機能を利用可能。
本商品をiSCSIターゲットとして設定することにより、既存サーバーの容量増設、バックアップ先ストレージとして利用も可能です。仮想ディスクの最大容量は64TBまで作成できます。
iSCSIターゲット機能により、本商品上に作成した仮想ディスク(VHDX)をiSCSIストレージとして提供することができます。
※iSCSIストレージを利用するには、iSCSIイニシエーターが必要です。iSCSIイニシエーターは次のOSで標準サポートされています。(Windows 8以降、Windows Server 2008以降)
管理者が設定したスケジュールに基づいて、自動で本商品の共有フォルダーのシャドウコピーが作成できます。これにより、ユーザーが誤ってファイルを削除してしまった場合などに、履歴をさかのぼって削除したファイルをエクスプローラーやMicrosoft Officeなどの主要なアプリケーションから、自分で直接復元できます。
機器情報やステータスランプの早見表を記載したメンテナンスカードを筐体側面に添付。メンテナンスを行う際やサポート窓口へ問い合わせる際に便利です。
<本体から直接メンテナンスする>
本体背面のHDMIおよび、USBポートにそれぞれディスプレイとUSBキーボード・マウスなどを接続して操作します。ネットワークに接続する前や、ネットワークの障害などでリモートデスクトップ接続が利用できない場合に有効な設定方法です。
<遠隔からメンテナンスする>
本体を直接操作することなく、ネットワークを経由して遠隔操作を行うことが可能です(リモートデスクトップ接続)。設置場所に液晶ディスプレイやキーボードなどの入力機器を設置する必要がなく、管理者が自席から対象機を操作できるため便利です。
本商品は、24時間・常時稼働を前提に開発されたNAS専用ハードディスクを採用しています。これにより、ハードディスクを含む長期3年保証を実現しています。
「NarSuS(ナーサス)」は、お客様に代わってランディスクの状態をインターネット経由で見守るサービスです。機器の設置場所を問わずPC・スマートフォンを使って一括管理できるので、管理者の負担を大幅に削減します。
アイオー・セーフティ・サービス(ISS)は、対象商品をより長く安心してご利用いただくために、万が一の場合の保守を実施する有償保守サービスです。ご導入から運用まで充実のサービスをご用意し、ワンストップでご提供いたします。LAN DISK Zなら当日オンサイトサービスに対応。最短でご連絡いただいた当日にスタッフを派遣します。
アイオー・セーフティ・サービス(ISS)の詳細はこちら
オムロン ソーシアルソリューションズ社製UPSがアイオー・セーフティ・サービスに対応
UPSを当社が保守対応することで、これまで機器メーカー毎に異なっていた問い合わせ先が集約され、万が一の場合の対処がスムーズになります。さらに、保守には本体の修理だけでなくバッテリー交換も含まれるため、別途交換サービスをお申込みいただく必要がありません。
Edition間での利用可能なOS機能の違いはこちら(簡易比較表)をご覧ください。
詳細はEULA(英語版)をご確認ください。
NAS運用に保守メニューは必要?生まれ変わった「LAN DISK」でトータルコストが抑えられる!
2022年10月12日、アイ・オーの法人向けNAS「LAN DISK(ランディスク)シリーズ」が生まれ変わりました。ビジネスにおける... 続きを読む