Windows OS搭載 法人向けNAS(標準5年保証・データ復旧サービス付き)LAN DISK(HDL2-Z22SI3ABシリーズ)

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LAN DISK(HDL2-Z22SI3ABシリーズ)

高い保証レベルでの”安心”を実現した、「5年保証」+「データ復旧サービス(最大150万円相当)」が標準添付されたモデルです。手厚く充実した保証により、当社NASをより長く、安心してお使いいただけます。

第8世代インテル Core i3 プロセッサーと大容量8GBメモリーを搭載した、法人・企業向けのファイルサーバーです。10GbEの高速ネットワークに対応し、大容量化が進むオフィスの業務効率向上に貢献します。

OSにはWindows Server IoT 2022 for Storage Standardを採用し、高度な管理が必要なIT環境でのご利用に最適です。

※表記の容量は、装置容量です。使用するRAIDモードによって、利用可能な容量は異なります。詳しくは、本ページ下部の特長をご覧ください。

型番 JANコード 仕様 価格 保守 サポート/取説 備考
HDL2-Z22SI3A02B 4957180162621 2TB   グリーン購入法 ¥354,200
(税抜¥322,000)
ISS サポート  在庫限り  後継品HDL2-Z22SI3B02
HDL2-Z22SI3A04B 4957180162638 4TB   グリーン購入法 ¥379,500
(税抜¥345,000)
ISS サポート  在庫限り  後継品HDL2-Z22SI3B04
HDL2-Z22SI3A08B 4957180162645 8TB   グリーン購入法 ¥418,000
(税抜¥380,000)
ISS サポート  在庫限り  後継品HDL2-Z22SI3B08
HDL2-Z22SI3A16B 4957180162652 16TB   グリーン購入法 ¥511,500
(税抜¥465,000)
ISS サポート  2023/10/4生産終了  後継品HDL2-Z22SI3B16
  • 表示価格と商品全般について ※取扱説明書やQ&A、ソフトウェア等の各種ダウンロードは 取説・Q&A・DLを、保守サービスをご検討の方は 保守をクリックしてご覧ください。
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LAN DISK(HDL2-Z22SI3ABシリーズ)

生まれ変わったランディスクの標準仕様(5年保証+データ復旧サービス)

本商品は、お客様により長く、安心してNASをご利用いただくために、高い保証レベルでの”安心”を実現した「5年保証」+「データ復旧サービス」を標準添付いたしました。

「5年間」の標準保証

法人向けランディスクは業界最高レベル(※)の5年保証です。オンライン監視サービス「NarSuS(ナーサス)」、こだわりのハードウェア設計、そして長年の事業展開による蓄積が、従来品では3年だった保証期間を5年にすることを実現しました。一般的なNASのリプレイス期間を標準保証でカバーでき、企業、学校、官公庁、医療現場などのあらゆるシーンで、長く、安心してお使いいただけます。
※NASの標準保証期間として。当社調べ(2022年10月時点)

最大150万円相当「データ復旧サービス」

NASの内蔵ハードディスクに障害が発生し読み込めなくなった際に、保存されているデータの復旧を試みるサービスを標準添付しました。
ハードディスクの障害には、ファイルシステム障害など軽度の論理障害から、復旧に開封作業を要する重度の物理障害まで、さまざまな原因があります。
一般的なNASに添付されやすい軽度の論理障害のみカバーしたものと比べ、本商品は重度の物理障害も対象としたサービスです。万が一に備え、迷うことなくお選びいただけます。
※本サービスは復旧をお約束するものではありません。

◆データ復旧サービスについて
・購入日から5年間(1年間ごとに1回まで、合計5回まで)
・データ復旧作業費用合計150万円(税込)まで

障害レベル 障害内容 利用について
軽度 論理障害(軽微なOS障害、ファイルシステム障害)
中度 初期化・削除、及び軽度で対応出来ない論理障害。
また、簡易的な物理障害。(不良セクタ)
重度 HDDの開封作業を要する、または中度で対応できない物理障害。 〇:条件あり

※「重度」障害の復旧には、以下の条件を満たすことが必要です。

当社無料サービスの利用+セキュアなシステム設定

その他の安心

遠隔でNASの状態を見守れる安心管理サービス NarSuS

◆遠隔でNASの状態を見守れる安心管理サービス
お客様に代わってNASの状態をネットワーク経由で見守るクラウド管理機能「NarSuS(ナーサス)」をご利用いただけます。
24時間NASを管理し、トラブル発生時にはメールで通知を受け取ったり、対処方法をブラウザで確認できたりと、どなたでも簡単に運用管理ができます。

NarSuSの詳細はこちら

◆万が一のトラブルも安心 お求めやすくなった有償保守サービス
24時間稼働が必要なNASは、業務を継続させるためにはダウンタイムを最小限に抑える必要があります。
万が一トラブルが発生した場合に保守・修理サービスをご利用いただける、有償の保守サービスにご加入いただけます。専門スタッフが現地に駆けつけて交換作業を代行する「訪問安心保守サービス(オンサイト保守)」や、代品をお届けする「交換品お届け保守サービス(デリバリィ保守)」とお客様のご利用ニーズに合わせてお選びいただけます。

有償保守サービスの詳細はこちら

サーバークラスのハードウェアと機能

インテル Core i3 プロセッサー(3.10GHz Quad Core)

インテル Core i3 プロセッサー(3.10GHz Quad Core)

本商品は、CPUに第8世代インテル Core i3 プロセッサー(3.10GHz Quad Core)を採用。企業で利用されることの多いバックアップやウイルス対策ソフトをインストールした場合も高い処理性能で快適にご使用できます。

10GbE/5GbE/2.5GbEインターフェイスを標準搭載

10GbE/5GbE/2.5GbEインターフェイスを標準搭載

本商品は、10GbE対応のLANポートを標準搭載し、高速なデータ転送をLANカードの追加増設なくご利用いただけます(※)。NASへのアクセスが高速化することで、大容量化が進むオフィスのデータもストレスなく閲覧・編集できるため、業務効率の向上につながります。

また、マルチギガビット(5GbE、2.5GbE)にも対応しているため、多くの企業で採用されている既設のLANケーブル(カテゴリー6またはカテゴリー5e)でも対応するスイッチに変えるだけで高速化を実現できます。

■ 10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX … 1ポート
■ 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T … 1ポート

※ 10GbEの通信には、10GbE対応スイッチと、添付のLANケーブル(カテゴリー6a)、または当社製10GbE対応LANケーブルをご利用ください。
※ 5GbE/2.5GbEの通信には、5GbE/2.5GbE対応スイッチと、添付のLANケーブル(カテゴリー6a)、または5GbEはカテゴリー6以上、2.5GbEはカテゴリー5e以上のLANケーブルをご利用ください。

ネットワーク環境を高速化する10GbE対応ラインアップ

・マルチギガビット対応8ポート10Gスイッチ BSH-10G08
・10ギガビット&マルチギガビット対応LANアダプター ET10G-PCIEB
・2.5Gbps対応 スイッチングハブ ETQG-ESH05ETQG-ESH08
・PCI Express接続 2.5GbE LANアダプター ETQG-PCIE
・USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)接続 2.5GbE LANアダプター ETQG-US3
・10G対応 ストレートLANケーブル LC-C6Aシリーズ

10ギガビット&マルチギガビット対応商品ラインアップ

「NICチーミング」で耐障害性の向上を実現

いずれかのLANポートに異常が発生した場合は、残ったLANポートで運用を継続。サービスを停止することなくご利用いただけます。

▼NICチーミングを解説したホワイトペーパーこちら(OSが異なりますが参考情報となります)
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 1.インフラ編

異なるセグメントで共有利用できる

1つの1GbEと1つの10GbE用LANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワークの間で共有利用することが可能です。

異なるセグメントで共有利用できる

RAID機能で万一のドライブ故障に備える

2台のドライブを搭載し、RAID 1(ミラーリング:出荷時設定)およびRAID 0(ストライピング)を構成可能です。RAID 1構成時には、同じデータを2台のドライブが同時に保存して運用するため、万が一ドライブが故障した場合でも、交換を行うことで復旧が可能です。

  RAID 0 RAID 1
(出荷時設定)
利用可能な容量 HDL2-Z22SI3A02B 2TB 1TB
HDL2-Z22SI3A04B 4TB 2TB
HDL2-Z22SI3A08B 8TB 4TB
HDL2-Z22SI3A16B 16TB 8TB

万が一の事態にもシステムの安全な運用が可能なよう、ハードディスクのOS領域とデータ保存領域が別々のパーティションに分かれています。また、OS領域についてはデータ領域のRAID設定にかかわらず、RAID 1が設定され、冗長性が確保されています。

RAID機能で万一のHDD故障に備える

※OS領域は約100GBとなります。
※RAIDモード時はOS領域とデータ保存領域以外のパーティションを作成することはできません。

Windows Server IoT 2022 for Storage Standardを搭載

ファイルサーバー機能に特化したWindows Server

Windows Server IoT 2022 for Storage Standardを搭載

「Windows Server IoT 2022 for Storage」は、Windows Server 2022をベースとしたファイルサーバー専用のOSです。法人向けNAS筐体にプリインストールされ、Windows Server 2022のファイルサーバーを構築する場合と同等の環境をご提供します。

Windows Server IoT 2022 for Storageの3つのメリット

(1)1,000人を超える大規模なActive Directoryでも運用できる

Active Directory環境の場合、登録されているユーザー情報を利用してファイル・フォルダーへのアクセス権限を設定可能。ユーザー情報を新たに設定する必要がなく、更新・管理の工数が少なくできるほか、複数台を導入した際も同じユーザー情報を各々に登録する必要がありません。
Active Directory連携の詳細はこちら

(2)CALが不要だから低コスト!

本商品は、本体価格にWindows Server IoT 2022 for StorageのOSライセンス費用が含まれており、利用の際に追加のCAL(Client Access License)が不要なため低コストで導入が可能です。また、クライアント数を増やす場合も追加費用が掛かりません。
※ Active Directory環境下では、Active Directoryサーバーに接続するためのCALの購入が必要です。

Windows Server環境にファイルサーバーを導入する場合のCALの要否

(3)必要なソフトウェアをインストール可能

各種バックアップやウイルス対策ソフトをインストールしてご利用いただけます。

データ重複除去機能によりディスクを効率利用

データ重複除去機能により、データ使用容量を削減できます。ブロック単位で比較して重複除去し、定型フォーマットを使った類似データなどに特に効果を発揮します。
圧縮効率は従来のZIPファイル圧縮やNTFS圧縮よりも高く、50%(一般のファイルサーバー用途)~90%以上(仮想マシンの仮想ハードディスクライブラリなど)のディスク領域を節約し(※)、コストを抑制できます。
※マイクロソフト社の資料から抜粋

重複データを削除して保存容量をアップ

▼データ重複除去を解説したホワイトペーパーはこちら
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 1.インフラ編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)

ユーザー利用制限数が無制限

Standard Editionは、一定期間中にNASへアクセスできるユーザー数が無制限であるため小~中規模オフィスでのご利用はもちろん、大規模オフィスでのバックアップや部門サーバーとしても活用いただけます。

■性能比較

Edition Standard Edition Workgroup Edition
ユーザー利用制限数 ※1 無制限 50名

※1 ユーザー利用制限数
マイクロソフトが規定しているユーザー数制限。エディションにより一定期間中にアクセスできるユーザー数の上限が定められており、Workgroup Editionでは50名、Standard Editionは無制限となっています。

ビジネスを止めない仕組み

ダウンタイムを最小限に抑えるリレーNAS!

リレーNASとはHDL-Zシリーズを2台(マスター/スレーブ)用意し、マスターが故障した場合はスレーブを昇格させることで、ダウンタイムを最小限に抑えるバックアップ構成です。データはもちろん、設定情報も同期するため、ユーザーに与える影響だけでなく、復旧にかかわる工数も大幅に減らすことが可能です。
情報の同期には、HDL-Zシリーズの同期ソフト「クローン for Windows」を使用します。

ビジネスを止めないリレーNAS

NASの設定情報もコピーできる「クローン for Windows」

本商品は、バックアップやNASの買い替え時に便利なHDL-Zシリーズのバックアップソフト「クローン for Windows」を無償でご利用いただけます。「クローン for Windows」をご利用いただくことにより、スケジュールでの同期が可能となります。さらにMicrosoft Azureなどのクラウドストレージへのバックアップにも対応しており、災害対策としてもご活用いただけます。

<クローン for Windowsの特長>
■設定情報やユーザー情報もバックアップでき、故障時もすぐに復旧できる。
■サポート終了対策!EOSを迎えたWindows Server OSを搭載したサーバーからのデータ移行にも最適。
■クラウドストレージサービスへのバックアップ対応で災害対策もできる。

「クローン for Windows」の詳細およびダウンロード方法はこちら

クローン for Windowsの特長

Windows Serverバックアップが利用可能

Windows Server IoT 2022 for Storageの標準機能である”Windows Serverバックアップ”で、毎日の本体のバックアップを自動で行うことが可能です。また、バックアップ用ハードディスクはBitLockerによりデータを暗号化することで、盗難等による情報漏えいを防ぐことができます。

※ Windows Serverバックアップは16TB以上の容量に対応していません。
※ NASをバックアップ先とする場合、当社のLAN DISK Zシリーズ、およびHDL-H(B)シリーズ、HDL-X(B)シリーズのみご利用可能です。
※ ネットワーク上の共有フォルダーにバックアップを作成する場合は、毎回上書きフルバックアップとなります。

USBポートに外付ハードディスクを増設可能

Azure Backupを利用した災害対策

Microsoft Azureを利用してファイルやフォルダーをバックアップすることができます。そのため、クラウドストレージを利用した災害対策としても利用することができます。

※この機能を利用するには、事前にMicrosoft Azureとの契約が必要です。
※Microsoft Azureに関する詳細はMicrosoft Azureのホームページをご覧ください。

▼Azure Backupを解説したホワイトペーパーはこちら
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 4.ハイブリッドクラウド編
(OSが異なりますが参考情報となります)

Windowsサーバー環境と連携する様々な機能

Windows Server IoT 2022 for Storageは、Windowsサーバー環境と連携することで様々な機能を利用することが可能です。

iSCSIのストレージとして使う

ハードディスクなどの記憶装置の接続で利用されるSCSIコマンドを、ネットワーク上で受け渡しができるようになるiSCSIターゲット機能を利用可能。
本商品をiSCSIターゲットとして設定することにより、既存サーバーの容量増設、バックアップ先ストレージとして利用も可能です。仮想ディスクの最大容量は64TBまで作成できます。

iSCSIのストレージとして使う

iSCSIターゲット機能により、本商品上に作成した仮想ディスク(VHDX)をiSCSIストレージとして提供することができます。

※iSCSIストレージを利用するには、iSCSIイニシエーターが必要です。

共有フォルダーのシャドウコピー機能を搭載

管理者が設定したスケジュールに基づいて、自動で本商品の共有フォルダーのシャドウコピーが作成できます。これにより、ユーザーが誤ってファイルを削除してしまった場合などに、履歴をさかのぼって削除したファイルを、エクスプローラーやMicrosoft Officeなどの主要なアプリケーションからご自身で直接復元できます。

共有フォルダーのシャドウコピー機能を搭載

管理者向けの機能も充実

データ完全抹消アプリ「DiskRefresher4(D-REF4)」(別売)に対応

データ完全抹消アプリ「DiskRefresher4(D-REF4)」(別売)

HDD・SSDのデータを強固に消去するデータ抹消アプリです。機器の買い替え・廃棄時の機密情報の漏えい対策としてご利用いただけます。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

便利なメンテナンスカードを添付

便利なメンテナンスカードを添付

機器情報やステータスランプの早見表を記載したメンテナンスカードを筐体側面に添付。メンテナンスを行う際やサポート窓口へ問い合わせる際に便利です。

2つの方法でメンテナンスができる

<本体から直接メンテナンスする>

本体背面のHDMIおよび、USBポートにそれぞれディスプレイとUSBキーボード・マウスなどを接続して操作します。ネットワークに接続する前や、ネットワークの障害などでリモートデスクトップ接続が利用できない場合に有効な設定方法です。

<遠隔からメンテナンスする>

本体を直接操作することなく、ネットワークを経由して遠隔操作を行うことが可能です(リモートデスクトップ接続)。設置場所に液晶ディスプレイやキーボードなどの入力機器を設置する必要がなく、管理者が自席から対象機を操作することができるので便利です。

遠隔からメンテナンスする

専用管理ソフトで簡単に設定を変更可能

専用管理ソフトで簡単に設定を変更可能

インストール済の管理ソフト“ZWS Manager”で各種の設定を変更することが可能です。

▼機能の詳細はこちら
ZWS Managerヘルプ

関連情報

Windows Server IoT 2022 for Storage Standard 【 EULA(英語版)

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